PENTAX 67のチカラ

2022.02.01

皆さんこんにちは!

EZO CAMERAスタッフの大江です。

今回は中判フィルムカメラの名機「PENTAX 67」の試写をしてきましたのでご紹介いたします。

巨大な一眼レフのようないで立ちのPENTAX 67

PENTAX 67とは

PENTAX 67は、旭光学工業株式会社(現:リコーイメージング株式会社)が1969年に発売した同社初の中判一眼レフカメラ「PENTAX 6x7」の名称変更機種です。

PENTAX 6x7、67は後継機種の「PENTAX 67II」が発売されるまで30年にわたり販売された、中判一眼レフカメラのベストセラーでした。

PENTAX 67は二眼レフやハッセルブラッドタイプの一眼レフではなく、いわゆる35mm一眼レフを大きくしたような形の一眼レフカメラです。

操作性も35mm一眼レフカメラと同じく、レンズの絞り環、軍艦部のシャッタースピードダイヤルなどはまさに一眼レフカメラといったスタイルです。

圧倒的に違うのは作動音。

シャッターを押すと、内部の大きなミラー、シャッター幕が動作して「ガシャコン!」という大きな音とともにシャッターが切れます。

当然シャッターショックも大きく、手振れも起こりやすいため十分なシャッタースピードを確保したうえで使用するか、遅いシャッタースピードは三脚、ミラーアップなどを駆使して手振れを防ぐことが重要です。

ブローニーフィルムを使用するため画質もよく、6x7判というフォーマットは、6x6判、6x4.5判とも違う不思議な魅力があり、このフォーマットでしか撮れない世界は必ずあるのだという気持ちにさせてくれます。

交換レンズも広角から望遠まで多くのレンズが取り揃えられているほか、関連アクセサリとしてファインダーも通常のプリズムファインダーの他露出計内蔵のTTLファインダー、ウェストレベルファインダーや折り畳みピントフードなど、ファインダーのバリエーションが豊富で、被写体を選ばず様々なシーンに対応が可能。

では早速試写結果をご覧いただきます。

PENTAX 67の試写結果

今回の撮影はすべて「SMC PENTAX 67 90mm F2.8」レンズを使用しました。

67判では標準域の焦点距離で、様々なシーンに対応できる一本です。

現像は今回も札幌菊水写真現像所に依頼しました。

札幌菊水写真現状所についてはこちら

作例はこちら

札幌市の公園にて。周辺まで余裕のある描写です。
初冬の薄氷です。 6x7フォーマットの不思議なサイズ感も相まって怪しげな雰囲気。
逆光をでもコントラストの低下も少なく、しっかりとシルエットをとらえています。
最短撮影距離付近で初冬に降りた霜を撮影しました。

やはり大きな筐体で持ち歩くにはなかなか体力と覚悟が必要です。

この日は大きなカメラを二台持ち出してスナップを撮り歩きました。

「中判フィルムカメラ」PENTAX 67と、「中判チェキ」とも言うべきINSTAX 500AF

しかし重たい思いをしながら撮り切った10枚には、必ず素敵な一枚が収められているはず。

あなたもぜひ、今だからこそ気軽に手に入るペンタックス67を使ってみませんか?

 

 

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