Nikon Fシリーズの紹介

2020.04.22

こんにちは。みなさんはじめまして!

EZO CAMERAスタッフの大江です!

今月入社したばかりの新人ですが、カメラが大好きでEZO CAMERAに入りました!

初のブログ執筆です…

 

今回はNikon FF2F3についてブログを書かせていただきます。

というのも、当店でカメラ買取をしている中でたまたまこの三台が揃うことがありましたので、という思いつきです。

買取事例はこちら

Fはスタッフ田中の愛機、F2は私の愛機、となるとF3は後輩に持たせねば

Nikon Fの凄さ

まず、Nikon Fです。

言わずとしれたNikon一眼レフの元祖です。

Nikon Fの登場は、それまで世界で主流だったライカを始めとするレンジファインダーカメラの寿命を一気に縮めてしまったと言っても過言ではないくらい衝撃を与えたものでした。

一眼レフの「レフ」とは「Reflex」つまり鏡であり、被写体をレンズを通して鏡とプリズムで反射させ、ファインダーまでその像を届けるというものです。

フィルムに焼き付く画像はミラーに写った絵がそのまま映るので、見た景色と写真に差異が出来にくい、ということなります。

つまりファインダーに飛び込んで来る画像が、ほぼそのまま写真に写る、ということなのです。

ライカやNikon Sシリーズのようなレンジファインダー機は、構造上どうしても近接撮影になるにしたがって、ファインダーで見る像と撮影結果に違いが生じてしまいます(「パララックス」と言います)

一眼レフはどれだけ近接になろうともファインダーに見えている像がほぼそのまま撮影結果となります(当然例外がありますがそれは割愛します…)

一眼レフにはこのようなアドバンテージがあるのですが、それだけではライカやコンタックスの牙城は崩せません…にもかかわらず、一眼レフは高い評価を得て世界中でシェアを獲得していきます。

そんなきっかけを作ったのがこのNikon Fであることはまちがいないでしょう。

Nikon Fは販売終了までに86万台を売り上げたと言われています。

これがどのくらいすごいかというと…

ライカM型の大人気機種、ライカM3の総生産台数が22万台と言われていますから、いかに驚異的な数字かがわかるかと思います。

何がすごいのか?

先にあげた一眼レフとしての優位性はもちろんですが、F一桁シリーズ(F5まで)は交換式ファインダーを始めとしたアクセサリーが抜群に豊富なのです。

Fが最初に発売されたときは三角頭のアイレベルファインダーモデルなのですが、後に露出計を搭載したフォトミックファインダーや、連写可能になるモータードライブなど、ボディを変えずに機能を付加していくことを可能としたのです!

もちろんレンズ群も豊富で、かつてから軍事用の光学機器を作っていた技術を存分にいかした高性能なレンズは世界中のカメラマンを魅了しました。

Nikon Fから始まった「Fマウント」は、現在まで続くNikon一眼レフカメラでも使える普遍のマウントです。

フォトミックファインダー搭載のNikon F…ごつい見た目と裏腹な優しいシャッターが魅力です。

 

ただし古いレンズを新しい機体で使う、新しいレンズを古い機体で使うには制約が生じますので注意が必要ですが、とにかくマウントを変えずにフィルムからデジタルへの変遷を乗りきったことは大大大偉業です!

この辺りにNikonのユーザーを大事にする姿勢が見えていて、私がNikonを使う理由です。

また、とにかく堅牢、高性能であるにもかかわらず、誰にでも扱いやすいということが高く評価され、世界中の報道、戦場、作品作りの現場にNikon Fが関わり、時代の一瞬を切り取っていたことは言うまでもありません。

使用するにあたって特別な作法としては、裏ぶたが蝶番ではなく完全取り外しとなっている点で、屋外でフィルム交換をする際は落とさないように注意が必要です。

Nikon F買取のチェックポイント

カメラ買取時の着眼点としては、もしもあなたのご自宅におじいさんやお父さんのNikon Fがあったとき、ぜひ製造番号をチェックしてみてください。

7桁の製造番号の最初の3桁が「640」に近いほど古い機種です。古くて綺麗な機体であればの高額査定になりやすいのでぜひ参考にしてください!

レアな機体としては、最初期型のいわゆる「640F」です。

製造番号で分けるのはもちろん、初期型はシャッターが布幕であることなど細かい点で違いがあります。

後期型のいわゆる「ニューF」は、一番簡単な見分け方は巻き上げレバーに指当てのゴムが付いたことでしょうか。

いずれにしても、実用するのでしたら少しでも新しい後期型が安心ですね。

 

 

私が個人的に大好きなのはアイレベルファインダー、ブラックのFです。

あの尖った三角屋根。使い込まれて地金が露出しているととてつもなくカッコいい…

 

 

 

Fの話だけでだいぶ長文になってしまいましたので、F2F3の話はまたの機会にしたいと思います。

 

スタッフの大江はNikonが大好きですので、もしNikonのカメラ買取がございましたら、高額査定にご期待ください!

 

只今EZO CAMERA (エゾカメラ)ではNikon(ニコン)のカメラ、レンズ、アクセサリーを強化買取中です!!

出張査定料は無料となっておりますので是非この機会にご利用下さい!

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