ペンタックス(Pentax)フィルムカメラ人気モデルランキングTOP10|定番から新作まで
2026.01.07
デジタル全盛の現代において、あえてフィルムカメラを手に取る若者や写真愛好家が増えています。
一枚一枚丁寧にシャッターを切る所作、現像が上がるまでの高揚感、そしてフィルム特有の粒状感や色味。それらは、効率化された現代社会で見失われがちな豊かさを思い出させてくれます。
数あるカメラメーカーの中でも、今、中古市場でとりわけ熱い視線を浴びているのが「ペンタックス(Pentax)」です。2024年に新品のフィルムカメラ「PENTAX 17」を発売して以来、瞬く間に人気となりました。
この記事では、ペンタックスのフィルムカメラ人気モデルTOP10をランキング形式でご紹介します。それぞれの機種が持つ特徴や向いている方などをわかりやすくお伝えします。
ペンタックスのフィルムカメラに興味がある方はぜひ最後までお読みください。
ペンタックス(Pentax)フィルムカメラ人気ランキングTOP10

市場での人気度合いをもとに選定したTOP10をご紹介します。
1位:PENTAX 17
PENTAX 17は、2024年に販売された新しい機種です。
主要メーカーがフィルムカメラの製造から撤退して久しい中、ペンタックスは最新のフィルムカメラを発売しました。
最大の特徴は、ハーフサイズフォーマットであること。通常の35mmフィルムの1コマを半分に分割して使うため、36枚撮りのフィルムなら72枚も撮影できます。フィルム価格が高騰する昨今において、この経済性は大きなメリットです。
また、ファインダーを覗くとそのまま縦構図になる設計は、スマートフォンの画面に慣れ親しんだ世代への配慮がなされています。
操作系はあえてマニュアルのゾーンフォーカス(目測)を採用。ピントリングを回す手応えや、巻き上げレバーの感触など、操る喜びが凝縮されています。
PENTAX 17(ペンタックス イチナナ)が向いている方は、以下の通りです。
- 中古カメラの故障リスクを避けたい初心者の方
- SNSでの共有をメインにする方
- フィルム代を節約しながら多くの枚数を撮りたい方
家族や友人とのお出かけ、日常の何気ないスナップ、旅行の記録などにおすすめです。
発売から日が浅いため、中古市場での需要は多くあります。特に「状態の良い中古が欲しい」という声が多く、定価に近い価格で取引されることもめずらしくありません。
もし「買ってみたけれど、ゾーンフォーカスが自分には難しかった」という方がいらっしゃれば、話題性が高い今が高く売れるタイミングです。
2位:PENTAX 67 / 67II
PENTAX 67 / 67IIは、「バケモノのように大きなペンタックス」、親愛と畏敬を込めて「バケペン」と呼ばれる中判一眼レフカメラです。
35mm判の約4倍の面積を持つ6×7フォーマットは、圧倒的な解像度と立体感を生み出します。
特徴は、一眼レフスタイルをそのまま巨大化させたような無骨なデザインです。シャッターを切った瞬間の「バシャコン!!」という凄まじい衝撃音と振動は、このカメラでこそ味えるもの。
特に標準レンズ「SMC PENTAX 105mm F2.4」の描写は評判がよく、ピント面の鋭さと、とろけるようなボケ味の共存は、多くのプロ写真家も虜にしてきました。
PENTAX 67 / 67IIが向いている方は、以下の通りです。
- 画質に一切の妥協をしたくない方
- 体力に自信がある方
- ポートレートや風景写真で作品を残したい方
雄大な風景やスタジオでのモデル撮影、人生の節目となる記念写真などを撮りたい方におすすめです。
現在、海外(特にアジア圏や欧米)での人気が高まっており、相場が高騰し続けています。特に、後期モデルの「67II」は、流通量が少ないため高額査定になるかもしれません。
また、オプションの木製グリップがついていると、それだけで査定額が数万円アップすることもあります。重たくて持ち出す機会が減ってしまったバケペンが押し入れに眠っているなら、今はまさに売り時です。
3位:PENTAX LX
PENTAX LXは、1980年にペンタックスが満を持して投入した、プロフェッショナル用35mm一眼レフの最高峰です。
最大の特徴は、ペンタックスで初めて本格的な防塵防滴構造を採用したところ。過酷なフィールドでも動作する信頼性は、当時のネイチャーフォトグラファーたちの絶大な支持を得ました。
また、ファインダー交換式であることもプロ機の証。ウエストレベルファインダーなど、撮影スタイルに合わせてシステムを組み替えることができます。
機械式と電子式のハイブリッドシャッターを搭載し、電池が切れても高速側ならシャッターが切れるという安心感も魅力です。
PENTAX LXが向いている方は、以下の通りです。
- メカとしての精密感・完成度を求める方
- 雨や雪の中でも撮影したい方
過酷な環境下で撮影をする場合におすすめです。
PENTAX LXは、前期型・後期型で査定額が変動するマニアックな機種です。特に後期型は信頼性が高く、高値がつきます。スティッキーミラー(ミラーの粘り)といった不具合がない完動品は希少です。
4位:PENTAX SP(Spotmatic)
PENTAX SP(Spotmatic)は、1964年の発売以来、世界中で400万台以上を売り上げた、まさにフィルム一眼レフの定番とも言える存在です。
レンズを通った光を測る「TTL測光」を大衆化させた功績は計り知れません。M42マウントを採用しており、剛性感を持ちながら、操作は非常にシンプル。
露出計のスイッチを入れて、針が真ん中に来るように絞りとシャッタースピードを合わせるだけです。基本的な操作方法を学ぶのに適したカメラです。
PENTAX SP(Spotmatic)が向いている方は、以下の通りです。
- フィルムカメラを気軽に始めたい初心者の方
- Super Takumarレンズの描写を楽しみたい方
流通量が多いため、通常のシルバーモデルの相場は落ち着いていますが、状態の良いブラックボディや、後継機のSpotmatic Fはコレクター人気が高く、予想以上の査定額になることがあります。
「古すぎて値段がつかないかも…」と思わず、ぜひ一度査定を受けてください。
5位:PENTAX MX
PENTAX MXは、「小さいことは正義」というペンタックスの美学が頂点に達したモデルです。
オリンパスのOM-1に対抗して作られたこのカメラは、機械式シャッター搭載機としては驚異的なコンパクトさを誇ります。
電池は露出計のためだけに使用し、シャッター機構はバネとギアで動く「完全機械式」。そのため、極寒の地や電池切れの状況でも撮影を続行できます。
ファインダー倍率が非常に高く、覗いた瞬間に目の前に景色が広がるような感覚は、今のデジタルカメラでは味わえない没入感です。シャッターの「カシャッ」という金属音も心地よく、撮るたびに愛着が湧くでしょう。
PENTAX MXが向いている方は、以下の通りです。
- 電子基板の故障を恐れず、一生モノとして長く使い続けたい方
- マニュアル操作そのものを楽しみたい方
寒冷地での撮影や荷物を減らしたい一人旅、じっくりとピントを合わせるポートレートなどのシーンでの使用を想定している方におすすめです。
機械式カメラは修理調整がしやすいため、積極的に買取を強化していることも少なくありません。
ブラックモデルの人気が高いのはもちろんですが、PENTAX MXに関しては使い込まれて塗装が剥げ、真鍮(しんちゅう)の地金が見えているような個体も、エイジングの魅力として評価する風潮があります。ぜひ諦めずに一度査定を受けてみましょう。
6位:PENTAX 645 N / NII
PENTAX 645は、中判カメラと言えば「重い・遅い・三脚必須」という常識を覆したシリーズです。特にAF(オートフォーカス)を搭載した「N」および「NII」は、実用性の高さで群を抜いています。
35mm一眼レフをそのまま大きくしたようなデザインで、グリップのホールド感が抜群です。AFの精度と速度も実用十分で、中判フィルムの豊かな階調と解像度を、手持ちスナップ感覚で楽しめます。
特に、NIIになると、フィルムのコマ間に撮影データを印字できる機能が追加されており、データ管理の面でも優秀です。
PENTAX 645 N / NIIが向いている方は、以下の通りです。
- 手持ちで軽快に中判撮影をしたい方
- ウェディングやロケーションフォトを行う方
動きのある子どもやペットの撮影、三脚が立てられない場所での風景撮影などに適しています。
プロの現場で酷使されてきた個体が多い中、状態の良いものは高値で取引されています。特に最終形の「645 NII」は生産数も限られており、中古市場では争奪戦になるほどの人気モデルです。
7位:PENTAX ESPIO Mini
PENTAX ESPIO Miniは、90年代に各社が競って発売した高級コンパクトカメラの中でも人気が高い名機です。
タバコの箱ほどのサイズに、32mm F3.5という非常にシャープな単焦点レンズを搭載しています。このレンズの描写性能が素晴らしく、「一眼レフ並みに写る」と口コミで評判が広まりました。
デザインもミニマルで美しく、スライド式のレンズカバーを開くだけで起動する速写性も魅力です。オートフォーカスやフラッシュも内蔵しており、撮影しやすくなっています。
PENTAX ESPIO Miniが向いている方は、以下の通りです。
- 常にカメラをポケットに入れておきたい方
- 一眼レフのサブ機を探している方
- トイカメラからステップアップしたい方
数年前までは数千円で取引されていましたが、近年のコンパクトカメラブーム(特に海外セレブやインフルエンサーの影響)により、相場が急上昇しています。
ブラックモデルや限定モデルはさらに高額です。液晶の日付表示がされているか、フラッシュが焚けるか、などが査定の重要ポイントになります。
8位:PENTAX ME Super
PENTAX ME Superは、世界最小最軽量クラスを誇った「PENTAX ME」に、マニュアル露出モードを追加して進化させたモデルです。
基本は、絞り優先AE(オート)で、絞りを決めるだけでシャッタースピードはカメラが自動で決めてくれます。これにより、スピーディーな撮影が可能です。
さらに、ボタン操作によるマニュアル露出も可能になったため、AEでは対応しきれない逆光シーンなどでも撮影者の意図を反映できるようになりました。
ファインダー倍率は0.95倍と大きく、ピントの山が掴みやすいところも特徴です。
PENTAX ME Superが向いている方は、以下の通りです。
- 露出の失敗を減らしたい初心者の方
- 小さくて高機能なカメラがほしい方
失敗できない旅行写真や、軽快に撮り歩きたい街中スナップなどのシーンでの使用を考えている方におすすめです。
初心者向けの入門機として人気があり、店頭に並べるとすぐに売れてしまう回転の速い商品です。そのため、カメラ専門店も在庫確保のために買取を強化しているところが多いです。
9位:PENTAX KX
PENTAX KXは、使いやすい機械式カメラとして玄人筋から高く評価されているカメラです。
名機SPの操作感を継承しつつ、Kマウント化されています。特筆すべきはファインダー内の情報量です。
絞り値、シャッタースピード、露出計の指針がすべてファインダーの中で確認できる「直読窓」を備えており、ファインダーから目を離さずに撮影に集中できます。
MXよりもボディが一回り大きく、手が大きな男性にとってはホールド感が良いというメリットもあります。
PENTAX KXが向いている方は、以下の通りです。
- 質実剛健なカメラが好きな方
- MXでは小さすぎて操作しづらいと感じる方
- マニュアル露出を極めたい方
三脚を据えてのじっくりとした風景撮影や露出の勉強などにおすすめです。
MXやSPの陰に隠れがちですが、その実用性の高さから「知る人ぞ知る名機」として、状態の良いものはコレクター需要があります。
特に、モルト(遮光スポンジ)の劣化が少なく、露出計の精度が出ている個体は歓迎されます。派手さはありませんが、堅実な作りは評価されている名機です。
10位:PENTAX Auto 110
PENTAX Auto 110は、「110(ワンテン)フィルム」という小さなカートリッジ式フィルムを使用する、手のひらサイズの一眼レフです。
おもちゃのような見た目ですが、れっきとしたシステムカメラです。レンズ交換が可能で、望遠や広角レンズ、ワインダーやストロボまで用意されていました。
写りは独特の粒状感があり、トイカメラのようなエモーショナルな雰囲気になりますが、レンズ自体の性能は良いため、決して安っぽいわけではありません。
PENTAX Auto 110が向いている方は、以下の通りです。
- ガジェット好きな方
- 人とは違うカメラを持ちたい方
- トイカメラのような写りを楽しみたい方
会話のネタになるパーティーシーンや、日常をアートのように切り取りたいシーンでの撮影におすすめです。
一時期はフィルムの入手難で相場が下がりましたが、現在はLomography社などから110フィルムが再生産されており、再び注目が集まっています。
特に、交換レンズが全種類そろったフルセットや、透明なスケルトンモデルなどは希少価値が高く、コレクターズアイテムとして高額で買取されることも少なくありません。
【札幌市】ペンタックス売りたいなら「エゾカメラ」へ

ペンタックスのフィルムカメラは、単なる撮影道具を超えて、所有者の思い出や写真への情熱が詰まった特別な存在です。
今回ご紹介したTOP10のモデルはもちろん、リストに入りきらなかった「MZシリーズ」や「PENTAX 645D(初期デジタル)」なども、それぞれの魅力と需要があります。
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